市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

令和4年(2022年)4月

振り返り、未来へつなぐ

  • 人魚の像「海の賛歌」 市制施行30周年記念に設置した人魚の像「海の賛歌」
 4月1日、平塚市は市制施行90周年を迎えました。横浜市、横須賀市、川崎市に次ぐ、県内4番目の市として昭和7年に誕生し、その後、周辺町村と合併を重ね、昭和32年に現在の市域となりました。

 空襲や度重なる自然災害などにも力強く立ち向かい、多様な産業と都市基盤が充実した、人口26万人のまちを築き上げてきた先人たち。その努力に改めて敬意と感謝を表したいと思います。

 目下、世の中はコロナ禍に見舞われ、さまざまな制約も続いています。しかし、これまでの歴史を振り返ると、わがまちには、市民が力を合わせて困難に打ち勝ち、新しい社会像や価値観を創り出してきた“チカラ“があると信じています。

 90周年は、100周年、そしてさらなる未来に向けた飛躍への足掛かりとなる節目です。記念のキャッチフレーズは「人と自然がふれあうまち つなぐ未来へ ひらつか90」。まちの歩みを振り返り、私たちが受け継いできた豊かなまちの恵みに加え、磨き上げた魅力や強みを、次世代へとつなぐ契機にしたいと考えています。

 90周年記念事業の一環で、障がいの有無などに関係なく楽しめる「インクルーシブ遊具広場」を総合公園に整備します。多様な個性が輝く共生のまちの実現に向け、誰もが一緒に遊び、自然体で関わり合える環境を整えます。

 また、先月開館したひらしん平塚文化芸術ホールでは、音楽や演劇などの公演、「NHKのど自慢」を開催します。このホールは新たな文化芸術の拠点となるだけでなく、隣接する公園や旧東海道の景観整備と合わせ、中心市街地に新たな活力とにぎわいを生み出す源にしていきたいと考えています。

 90周年を契機に、平塚市をさらに飛躍させていくことが私の役目。引き続き、市民の皆さまと手を携え、まちへの愛着と誇りを深めて、「選ばれるまち、住み続けるまちづくり」を進めてまいります。
 

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