市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

令和5年(2023年)10月

文化を未来に伝える

  • 相模人形芝居を体験 小学生が相模人形芝居を体験
 秋は市民体育レクリエーション地区大会(地区レク)や市文化祭など、人と人との交流を深める事業がめじろ押し。市内各所から活気にあふれる知らせが舞い込みます。地区レクは、子どもからお年寄りまで幅広い年代の方で賑わいますが、市文化祭に参加する子どもは少ないため、未来に向けた文化の担い手の育成に力を入れています。

 伝統文化と子どもをつなぐ取り組みの一つが「芸術文化子ども体験事業」。長い歴史と伝統の中で培われた芸術文化の体験を通して、子どもの関心や理解を深め、豊かな人間性を養うことを目的にしています。現在、学校や公民館などから依頼があると、七つの文化連盟加盟団体と相模人形芝居前鳥(さきとり)座から講師が派遣され、指導に当たっていただいています。

 この事業に関連し、9月には神田小学校の6年生が音楽の授業で前鳥座の相模人形芝居を体験しました(写真)。また今回の市文化祭では、小学生4人が舞台発表で筝(こと)を披露する他、夏休みなどに生け花の体験をした小学生たちが華道展に作品を出品するそうです。

 子どもからは「初めての体験で楽しかった」、協力団体の方からは「やりがいを感じる」などの声が届き、双方とも充実した時間を過ごしたようです。文化は人間らしく生きるために重要です。地域や日本の伝統文化に子どもが誇りと愛着を持てるよう、学校・家庭・地域社会が連携して働きかけたいです。

 神田地区の地区レクでは、昼休みに民俗芸能「田村ばやし」を実演。こうした何気ない演出で、伝統文化が子どもの心に刻まれてほしいです。
 

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