作品鑑賞する子どもたち


対話による美術鑑賞について 

「対話による美術鑑賞」とは、作品を見る人が感じたことを言葉にし、他の人の意見も聞きながら考えを深め、作品の本質に迫ろうとする鑑賞方法のことです。1980年代にニューヨーク近代美術館(MoMA)で研究・開発され、今では世界各国に広まり、美術館での作品鑑賞や学校の美術の授業などに取り入れられています。

平塚市美術館では、市内の小中学生を対象として、「ひらビあーつま~れ」(下記)のみなさんと一緒にこの鑑賞方法を用いた鑑賞の授業をおこなっています。
 

ボランティアチーム「ひらビあーつま~れ」について


「対話による美術鑑賞」に参加するメンバーのチーム名です。(通称:ひらビー)
現在は20~70代の男女約60名で楽しく活動を行っています。


ひらビあーつま~れの「ひらビ」には「ひらかれた美術館」「心をひらいて対話をしよう」というメッセージが込められており、平塚市美術館の愛称でもあります。また、「あーつま~れ」には「ARTS(アート:美術)」と「MARE(マーレ:海)」と「集まる」という3つの意味があります。
 

令和5年度 ひらビあーつま~れ9期メンバー募集

ひらビあーつま~れ9期生募集ちらし

子どもたちと絵をみておしゃべりしませんか?

美術作品を見て、考えて、話すことは、心を育て、思考力や想像力、コミュニケーション能力を育みます。
平塚市美術館と市内小学校で、子どもたちと絵を見ておしゃべりする事業「対話による美術鑑賞」のボランティア(ひらビあーつま~れ)のメンバーを毎年募集しています。

ひらビあーつま~れ9期生募集要項

■募集人数
25名

■応募条件
・美術鑑賞が好きな方(専門知識は不要)
・子どもや周りの人と共に学び、活動する意欲のある方
・満20歳以上の方(学生可:2023年4月1日時点)
・メールで連絡が可能でありPCがインターネットに接続可能な方
・報酬や交通費等の支給はありません
・説明会兼合同面談会に出席できる方
【7月28日(金)または29日(土)10:00~12:30 同内容】
・基礎研修に両日とも出席できる方
【9月9日(土)、16日(土)各9:45~16:45】
・月2回程度の活動に参加できる方(最初の1年間は毎月研修があります)

■募集期間
6月1日(木)~7月12日(水)

■応募方法
応募用紙に必要事項をご記入の上、作文課題を添えて平塚市美術館へFAX、郵送もしくは直接ご持参ください。
【課題作文】「応募動機と自己PR、活動への期待と抱負(活動体験会に参加された方はその感想も)」
※A4用紙1枚程度/様式自由/要記名

■選考
書類選考の上、説明会兼合同面談会を経て決定します。
※選考結果は郵送にて通知いたします。

ひらビあーつま~れ9期生募集ちらし(PDF:1MB)

 

活動体験会


ひらビあーつま~れの活動に興味のある方々を対象に、活動内容の説明と対話による美術鑑賞を実際に体験していただけます。活動内容を知りたい方、興味があるけれど迷っている方、お気軽にご参加ください!

■日時
6月24日(土)、7月5日(水) 各日11:00~12:00

■場所
平塚市美術館館内(詳細は当日ご案内いたします)

おしゃべり美術館について

ボランティア1

普段は市内小学校を対象に実施している「対話による美術鑑賞」ですが、美術館展示室にて一般の来館者向け鑑賞会を実施しています。
プログラムの参加費は無料です。

ひらビあーつま~れのメンバーがファシリテーターとなり、小グループにわかれ、2作品ほど(約45分間)おしゃべりしながら鑑賞します。

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。
お持ちでない方は、アドビシステムズ株式会社のサイトから最新版が無償で入手できます。

Adobe Reader ダウンロードページ別ウィンドウで開く