「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」

最終更新日 : 2024年4月1日

 「気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律」により、同法第19条に「熱中症特別警戒情報」が規定されました。また、令和3年度から全国で運用されていました「熱中症警戒アラート」も同法第18条に「熱中症警戒情報」として法に位置付けられました。
 
※令和5年度までは、熱中症による健康被害予防に向けて、土曜日に暑さ指数(WBGT)が28以上になる週は、防災行政無線で市民に向けて注意喚起を促していましたが、「熱中症特別警戒情報」が創設されたことにより、市民への危機感・特別感を抱いてもらい、健康被害を警戒してもらうためにも、令和6年度から、熱中症については「熱中症特別警戒アラート」以外には防災行政無線は活用しないこととします。

熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)について

熱中症警戒情報の名称について

 環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、令和2年7月から関東甲信地方で、「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を実施し、令和3年4月下旬からは全国を対象に運用を開始しました。
 「気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律」により、「熱中症警戒情報」として法に位置付けられましたが、一般名称は引き続き、「熱中症警戒アラート」を活用します。

熱中症警戒アラートとは

 熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

発表の基準と方法

 熱中症リスクの極めて高い気象条件が予測された場合に、予防行動を促すための広く情報発信を行うため、 発表には熱中症との相関が高い「暑さ指数(WBGT)」を用います。 暑さ指数(WBGT)33以上と予測された場合、気象庁の府県予報区等を単位として発表します。 また、発表内容には、暑さ指数の予測値や予想最高気温の値だけでなく、具体的に取るべき熱中症予防行動も含まれていることが特徴です。
 各都県内の暑さ指数予測地点のいずれかにおいて、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)を33以上と予想した日(前日)の17 時頃に「第1号」を、当日5時頃に「第2号」が発表されます。
 詳細は、環境省の熱中症予防情報サイト(外部リンク)をご覧ください。

※熱中症警戒アラートの発表状況は、こちら(外部リンク)でご確認ください。

熱中症警戒アラート発表時の予防行動

 熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方、または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。
※熱中症警戒アラート発表時の予防行動(PDF:1.5MB)

LINEアプリを活用した熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信

 環境省は、令和2年7月31日に、LINE公式アカウント「環境省」を開設し、熱中症予防対策の情報配信を開始しました。 お使いのスマートフォンなどのLINEアプリで、LINE公式アカウントを友だち追加していただくと、 熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報を、受け取ることができます。
 詳細は、環境省LINEアプリを活用した熱中症警戒アラート(外部リンク)をご覧ください。

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)について

熱中症特別警戒情報の名称について

 環境省では、熱中症警戒アラートは約7割以上と比較的高い認知度であり、同じく認知されやすいと考えられることから、「熱中症特別警戒情報」の一般名称は、「熱中症特別警戒アラート」としており、本市でも「熱中症特別警戒アラート」を活用します。

熱中症特別警戒アラートとは

 熱中症特別警戒アラートは、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合に、環境大臣が発表します。本市では、熱中症特別警戒アラートが発表されたときは、防災行政無線等により住民等にお知らせします。

発表基準

 神奈川県内の暑さ指数情報提供地点(5地点:横浜・三浦・海老名・辻堂・小田原)の全てで、翌日の最高暑さ指数(WBGT)が35(小数点第一位を四捨五入)に達する場合に発表されます。
 翌日の最高暑さ指数の予測値を判断し、午後2時頃に環境大臣が発表します。

運用期間

4月第4水曜日~10月第4水曜日

暑さ指数(WBGT)35とは

 全ての暑さ指数情報提供地点において暑さ指数(WBGT)35に達する場合は、過去に例のない危険な暑さであり、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。
 

発表されたときの対応

 不要不急の外出や運動を控え、冷房が効いた室内で水分をこまめに取るなど、個々人で熱中症予防行動を実践する必要があります。なお、やむを得ず外出する際や、外出時に危険な暑さに見舞われた場合には、「クーリングシェルター(外部リンク)」を活用するなど、暑さをしのぐことが求められます。
※熱中症の症状や予防方法等については、こちら(外部リンク)をご参照ください。

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健康課

〒254-0082 神奈川県平塚市東豊田448番地3 保健センター
直通電話:0463-55-2111
ファクス番号:0463-55-2139

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