いまだ厳しい社会状況で愛おしく感じる「日常」をテーマにした作品約50 点を紹介。

概要

石井礼子《私の周囲(マイキッチン)》1997年 152.0×211.5cm 当館寄託

【特集展】夏の所蔵品展 日常という宝物
2020年8月1日(土曜日)~9月27日(日曜日)

  • 開館時間 9時30分~17時(入場は16時30分 まで)
  • 休館日 月曜日(ただし、8月10日、9月21日は開館)、8月11日(火曜日)、9月23日(水曜日)
  • 観覧料金 一般200(140) 円/高大生100(70) 円
※( ) 内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
 (年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
  • 主催 平塚市美術館

 
 担当 勝山滋(当館学芸員)

詳細

佐藤泰生《午後の女達》1983年 162.0×130.3cm 当館蔵
このたび平塚市美術館では、「夏の所蔵品展 日常という宝物」を開催いたします。
いまだ厳しい世情のなか、日常生活や、展覧会、音楽会、観劇やスポーツなど、これまで普通に当たり前と思っていたことが中止や延期になる
につれ、文化とはなにか、また人間が生きるとはどういうことなのかと改めて考えさせられます。
そこで本展では、なにより大切なかけがえのない日常に思いをはせて、1.STAY HOME(家のあるイメージ) 2. 日常の風景 3. 国内外の風景の3章によって、保田春彦の彫刻や勝呂忠、川口紀美雄のテンペラなど、多彩に表現された家のなかで温かく人の営みや気配が感じられる作品、さらに石井礼子が描いた身近な家族の笑顔と団らんの生活のほか、カフェにつどい、歌い踊り、日常生活をたのしむ様々に活写された人々の姿、澄んだ空気感とともに穏やかな広がりを見せるなつかしい風景を選び、約30作家の約50点を展示します。