平塚市美術館の所蔵品データベースをWEB上で公開するのに合わせ、日本画作品34点をご紹介します。

概要

横山大観《不盡之高嶺》1915年、当館蔵。写真イメージ:雲海に顔を出す夏富士 横山大観《不盡之高嶺》1915年、当館蔵

【特集展】湘南の日本画―院展、創画会の作家を中心に
2021年10月30日(土曜日)~2022年2月13日(日曜日)
(注釈)会期中展示替があります

開館時間

 9時30分~17時00分(入場は16時30分 まで)

休館日

 月曜日(ただし、2022年1月10日は開館し、翌火曜日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
 (注釈)展示替のため休室12月21日(火曜日)~12月28日(火曜日)

観覧料金

 一般200 円/高大生100 円
  • 中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
  • 各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1名は無料
  • 65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は3割引
    (年齢・住所を確認できるものをご提示ください)

主催

 平塚市美術館

 
担当 安部沙耶香(当館学芸員)

詳細

今村紫紅《水汲む女・牛飼う男》1914年、当館蔵。写真イメージ:サリーを見につけ、頭につぼを乗せた女性と白い牛とターバンを頭に巻いた二人の男性 今村紫紅《水汲む女・牛飼う男》1914年、当館蔵
このたび平塚市美術館では「湘南の日本画―院展、創画会の作家を中心に」を開催いたします。
開館30周年を迎えた平塚市美術館では所蔵品のデータベースを整理し、ジャンルごとにWEB上で公開する準備を進めています。今年度は日本画作品を公開するのに合わせて主要なコレクションを展示します。
明治維新後に成立した日本画はたえず新たな表現を模索する流れの連続でした。さらに、第二次世界大戦後に叫ばれた日本画の危機を乗り越え、現在へと引き継がれてきました。今回は当館にゆかりのある湘南地方の日本画にスポットを当て、日本画の流れをご覧いただきます。当館の日本画コレクションは(1)大磯に居を構えた安田靫彦とその周辺の日本美術院の作家(2)晩年に大磯で過ごした創造美術の創立メンバー・山本丘人とその周辺の創画会の作家(3)日展などの美術団体や無所属の作家によるものです。彼らの作品を一堂に展示することにより、明治から現代までの日本画の多彩な表現をご紹介します。
展覧会をご覧いただいたあと、WEB上のデータベースを使い作品について調べることも可能です。当館の日本画コレクションの魅力を存分にお楽しみください。
安田靫彦《日食》1925、当館蔵。写真イメージ:日食におびえ倒れ伏す古代中国の王と王妃 安田靫彦《日食》1925、当館蔵
工藤甲人《愉しき仲間(二)》1951年、当館蔵。写真イメージ:少年や豚や鳥などが幻想的な森の中にいます。 工藤甲人《愉しき仲間(二)》1951年、当館蔵

関連事業

担当学芸員によるギャラリートーク 中止のお知らせ

神奈川県全域にまん延防止等重点措置の適用が決定されたことをうけ、2022年1月29日(土曜日)に予定していましたギャラリートークを中止といたします。
ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
 
内田あぐり《吊るされた男#01K》2001年、当館蔵。写真イメージ:紫や茶や黒の背景に赤や黄の抽象画 内田あぐり《吊るされた男#01K》2001年、当館蔵
山本直彰《IKAROS 901》2001年、当館蔵。写真イメージ:赤や黒を背景にギリシャ神話のイカロスが地面に衝突した瞬間 山本直彰《IKAROS 901》2001年、当館蔵
福井江太郎《集》1996年、当館蔵。写真イメージ:13羽のダチョウ 福井江太郎《集》1996年、当館蔵