湘南の陽光がふりそそぐテーマホールの大きな空間で、彫刻家・岡田健太郎の新作2点を含む16点の作品を展示します。
概要
岡田健太郎展 重なる景体
- 主催・会場 平塚市美術館 テーマホール
- 会期 2023年12月5日(火曜日)~2024年4月7日(日曜日)
- 開館日数 103日間
- 休館日 月曜日(ただし1月8日、2月12日は開館)、1月9日(火曜日)、2月13日(火曜日)、年末年始(12月29日 (金曜日) ~1月3日 (水曜日))
- 開館時間 9時30分-17時0分
- 観覧料 無料
詳細
このたび平塚市美術館では、「岡田健太郎展-重なる景体」と題し、湘南を拠点として活躍する彫刻家・岡田健太郎の個展を開催いたします。タイトルに用いている「景体」という言葉は、“景色”と“形体”をかけあわせた作家の造語で、「彫刻は周囲の環境を活かすものでなければならない」という作家の考えにもとづくものです。
1977年に岡山県に生まれた岡田は、79年に横浜市・本牧へ移り住みます。2002年、武蔵野美術大学彫刻学科を卒業。近年は第28回UBEビエンナーレ(2019年)、第17回KAJIMA彫刻コンクール(2022年)に入賞し、いま注目される彫刻家のひとりです。
大学卒業後、岡田は御影石を使用し、棺をモチーフとする作品を制作していました。その後、より柔軟な素材を探すなかで、金属製の棒をペレット状に切断し、それらを五角形に溶接する方法を見出しました。多くの五角形が組み合わされてできたなだらかな輪郭線をもつ作品の形態は、作家が自然界から着想を得て作り出したものです。籠の網目のようにも見える五角形のスペースをとおして、周囲の空間と調和した作品を見るとき、私たちは作品と空間の境界があいまいになるような感覚を覚えます。
本展では、湘南の陽光がふりそそぐテーマホールの大きな空間を舞台として新作2点を含む16点の作品から、活躍著しい作家の歩みをふりかえります。
1977年に岡山県に生まれた岡田は、79年に横浜市・本牧へ移り住みます。2002年、武蔵野美術大学彫刻学科を卒業。近年は第28回UBEビエンナーレ(2019年)、第17回KAJIMA彫刻コンクール(2022年)に入賞し、いま注目される彫刻家のひとりです。
大学卒業後、岡田は御影石を使用し、棺をモチーフとする作品を制作していました。その後、より柔軟な素材を探すなかで、金属製の棒をペレット状に切断し、それらを五角形に溶接する方法を見出しました。多くの五角形が組み合わされてできたなだらかな輪郭線をもつ作品の形態は、作家が自然界から着想を得て作り出したものです。籠の網目のようにも見える五角形のスペースをとおして、周囲の空間と調和した作品を見るとき、私たちは作品と空間の境界があいまいになるような感覚を覚えます。
本展では、湘南の陽光がふりそそぐテーマホールの大きな空間を舞台として新作2点を含む16点の作品から、活躍著しい作家の歩みをふりかえります。
関連事業
- アーティストトーク
講師:岡田健太郎(彫刻家)
場所:テーマホール
※申込不要
- ワークショップ
日時:2024年2月3日(土曜日)
講師:岡田健太郎(彫刻家)
対象:中学生~一般
「金属板のカケラで、へんてこな生き物をつくろう」
日時:2024年3月24日(日曜日)
講師:岡田健太郎(彫刻家)
対象:小学3年生~一般
※事前申込制(詳細は教育プログラムのページをご覧ください)