絵本作家ザ・キャビンカンパニー(阿部健太朗・吉岡紗希)の結成15周年を機に開催する初の大規模個展。『しんごうきピコリ』や『がっこうにまにあわない』などの絵本原画のほか、立体作品や映像作品など、彼らの幅広い仕事をご紹介します。小さなお子さまから大人まで、どなたでもお楽しみいただける展覧会です。

概要
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展 〈童堂賛歌〉
- 会期 2024年7月6日(土曜日)~9月1日(日曜日)
- 休館日 月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火曜日)、8月13日(火曜日)
- 開館時間 9時30分~17時0分(入場は16時30分まで)
- 主催 平塚市美術館
- 会場 平塚市美術館 展示室1
- 特別協賛 株式会社 海地獄、株式会社 タバタホールディングス、株式会社 明治、生活協同組合コープおおいた
- 協賛 神奈川中央交通株式会社
- 助成 一般財団法人地域創造
- 観覧料 一般 800円(640円)/高大生 500円(400円)/中学生以下無料
※毎週土曜日は高校生無料
※各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
※65歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
担当:安部沙耶香(当館学芸員)
詳細
ザ・キャビンカンパニーは、大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど、日々さまざまな作品を生み出している阿部健太朗(1989- )と吉岡紗希(1988- )による二人組のアーティストです。
2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表。絵本『だいおういかのいかたろう』 (鈴木出版、2014年)で日本絵本賞読者賞を受賞し、2023年には『がっこうにまにあわない』(あかね書房、2022年)で第23回日本絵本賞を受賞するなど、数々の高い評価を得てきました。絵本はもちろん、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターによって、二人の作り出す独特の色彩と力強さを持つ作品のイメージは、子どもたちにとってますます親しみ深いものになっているといえるでしょう。一方で、彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演 Co.山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021年)を手がけるほか、「NHK おかあさんといっしょ(Eテレ)しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙及び本文挿絵を制作しています。
展覧会のタイトル〈童堂賛歌〉とは、本展のためにつくられたことばです。「飽きることなく何十回でも何時間でもすべり台で遊び続ける、子どもの時間のとらえ方や感覚に象徴される「童」と、本屋や薬局、駄菓子屋などの店名にも使われるお堂の「堂」=「万物を受け入れる」」という意味が組み合わされています。本展は7つのテーマの部屋で構成され、まるで空間が大きな1冊の本になったようなしかけが満載です。
関東の公立美術館で初となる本展では、ユニット結成15周年を記念して、活動初期から現在までの絵本原画400点に加え、立体造形、映像作品などを一堂にご紹介します。ザ・キャビンカンパニーの多様な魅力に満ちた作品を身体全体でお楽しみください。
2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表。絵本『だいおういかのいかたろう』 (鈴木出版、2014年)で日本絵本賞読者賞を受賞し、2023年には『がっこうにまにあわない』(あかね書房、2022年)で第23回日本絵本賞を受賞するなど、数々の高い評価を得てきました。絵本はもちろん、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターによって、二人の作り出す独特の色彩と力強さを持つ作品のイメージは、子どもたちにとってますます親しみ深いものになっているといえるでしょう。一方で、彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演 Co.山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021年)を手がけるほか、「NHK おかあさんといっしょ(Eテレ)しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙及び本文挿絵を制作しています。
展覧会のタイトル〈童堂賛歌〉とは、本展のためにつくられたことばです。「飽きることなく何十回でも何時間でもすべり台で遊び続ける、子どもの時間のとらえ方や感覚に象徴される「童」と、本屋や薬局、駄菓子屋などの店名にも使われるお堂の「堂」=「万物を受け入れる」」という意味が組み合わされています。本展は7つのテーマの部屋で構成され、まるで空間が大きな1冊の本になったようなしかけが満載です。
関東の公立美術館で初となる本展では、ユニット結成15周年を記念して、活動初期から現在までの絵本原画400点に加え、立体造形、映像作品などを一堂にご紹介します。ザ・キャビンカンパニーの多様な魅力に満ちた作品を身体全体でお楽しみください。
ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展「童堂賛歌」CM全編
展覧会のみどころ
1.関東の公立美術館初のザ・キャビンカンパニーの大個展!
ザ・キャビンカンパニーとは、阿部健太朗(1989-)と吉岡紗希(1988-)による二人組のアーティストです。大分県出身の彼らは、大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を生み出し、国内外で発表しています。活動初期から現在までの絵本原画400点に加え、立体造形、映像作品などを一堂にご紹介する大展覧会です。最新作の『ミライチョコレート』の原画や本展覧会のための描きおろしの作品など、ザ・キャビンカンパニーの多様な魅力に満ちた作品を身体全体でお楽しみください。
2.あかちゃんからお年寄りまで幅広い世代にお楽しみいただけます!
会場は、「序章」「あたまのなかの冒険」「オボロ屋敷」「アノコロの国」「ならばの脱皮」「玉虫色の窓」「雲とモヌケ」「童堂賛歌」の7つの部屋で構成され、まるで空間が大きな1冊の絵本になったようなしかけが満載です。
NHK(Eテレ)の番組「おかあさんといっしょ」の「しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインの原画や歌手あいみょんのオファーにより制作した「傷と悪魔と恋をした!」(2021年)のツアーパンフレットの原画など、普段見ることのできない貴重な原画類をご覧いただけます。
3.関連イベント盛りだくさん!
会期中、作家による絵本の読み語りやアーティストトーク、サイン会、図書館ボランティアによるおはなし会などのイベントが盛りだくさん!!ザ・キャビンカンパニーの絵本を読むことのできる絵本コーナーやぬりえコーナーでもお楽しみいただけます。また、ひらしん平塚文化芸術ホールや平塚市中央図書館など無料でご覧いただける場所にも作品を展示します。
関連事業
・ザ・キャビンカンパニーによる絵本の読み語り
日時:7月13日(土曜日)13時0分~13時45分場所:ミュージアムホール
※申込不要、定員120名
・ザ・キャビンカンパニーによるアーティストトーク
日時:7月14日(日曜日)13時0分~13時45分場所:ミュージアムホール
※申込不要、12時40分に開場します
・ザ・キャビンカンパニーのサイン会
日時:7月13日(土曜日)、14日(日曜日)各日14時0分~15時0分場所:ミュージアムホール
※12時30分からミュージアムホール前にて整理券配布します
※申込不要、15時までに整理券を受け取った方が対象となります
※おひとり様につき整理券1枚でサイン1冊です
※展覧会図録もしくは絵本をお買い求めの方に限ります(当館でご購入いただいたもの以外へのサインはご遠慮いただきます)
日時:7月15日(月曜日・祝日)13時~
場所:ミュージアムホール
日時:7月28日(日曜日)13時~
場所:ミュージアムホール
・展覧会図録
販売価格:3200円(税込)
内容:詩絵本と写真集の2冊セット、作品のカケラ付
発行:小学館
・当館学芸員によるギャラリートーク
日時:7月27日(土曜日)、8月10日(土曜日)各日14時0分~14時40分場所:展示室1
※申込不要、要観覧券
・図書館ボランティアによるおはなし会
日時:7月18日(木曜日)、8月22日(木曜日)11時0分~11時30分場所:展示室1
※申込不要、要観覧券
・「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」
まちなか展示@ひらしん平塚文化芸術ホール
会期:8月2日(金曜日)~22日(木曜日)休館日:8月19日(月曜日)
会場:ひらしん平塚文化芸術ホール エントランスギャラリー
協力:ひらしん平塚文化芸術ホール(指定管理者:ひらつか文化パートナーズ)
観覧料:無料
・「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」
まちなか展示@平塚市中央図書館
会期:8月2日(金曜日)~22日(木曜日)休館日:月曜日(ただし8月12日は開館)、8月13日(火曜日)
会場:平塚市中央図書館 1階エントランスロビー
協力:平塚市中央図書館
観覧料:無料
・「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」
まちなか展示@サクラ書店ラスカ平塚店
会期:8月2日(金曜日)~22日(木曜日)休館日:なし
会場:サクラ書店ラスカ平塚店ショップ内
協力:平塚書店協同組合
観覧料:無料
出品作品












