所蔵作品について

平塚市美術館では、メインテーマ「湘南の美術・光」に沿って、湘南地域ゆかりの作家の作品を中心に収集しています。時代は明治から現代まで、日本近現代の作品が大部分を占めています。作品の種類は油彩画、日本画のほか、版画、水彩・素描、写真、書、工芸、彫刻など多岐にわたります。

当館のコレクションは、1960年代なかばにかけて展開した一作家一作品寄贈運動による平塚市への寄贈作品に端を発し、作品収集は建設準備時代から現在にいたるまで継続されてきました。また、近年は開催した展覧会を機に寄贈を受けることも増え、コレクションが拡充されています。

質量ともに最も充実する近代日本洋画では、平塚出身の洋画家・鳥海青児を中心に、原精一、二見利節、本荘赳、森田勝の作品、また近代日本洋画の先駆者、黒田清輝や岸田劉生、萬鉄五郎などの作品を収蔵しています。日本画では、長らく大磯に住んだ安田靫彦の作品を多く収蔵するほか、ともに活動した横山大観、下村観山、今村紫紅ら院展作家、平塚に住んだ工藤甲人など創画会作家の作品、また、版画では菅野陽、写真では濱谷浩、彫刻では保田春彦などの作品を収蔵しています。

これらの作品は良好な保存環境で収蔵し、テーマに沿った特集展で展示するほか、他館での展覧会に貸し出し、活用されています。

所蔵作品データベース

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平塚市美術館 所蔵作品データベース(外部サイト)

The Hiratsuka Museum of Art Collection Database(external link)
 
※注意事項
・一部準備中のものがあります
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・寄託作品は含まれません