ペットについて

最終更新日 : 2022年9月8日

動物が好きな人、嫌いな人、意見は様々です。それを踏まえて「人と動物が上手に暮らしていくこと」を大切にしましょう!

まず、ペットを飼う前に

まずは「最後まで飼えるのか」考えましょう。動物たちは長生きです。
「動物の愛護及び管理に関する法律」や「神奈川県動物の愛護及び管理に関する条例」では終生飼養が原則なっています。

例えば     犬の寿命・・・12~20年程度
        猫の寿命・・・15~20年程度


動物たちの寿命を踏まえて、飼う前に以下の4点について考え直してみましょう。
  1. 今の自分の年齢
  2. 飼いたい動物の寿命
  3. 飼いたい動物の今の年齢
  4. 動物の命を見送るころの自分の年齢

万が一、自分が飼えなくなったときのことを考え、引き続きペットの世話をしてくれる人を探すのも大切です。

  • 「飼う前も、飼ってからも考えよう」環境省パンフレット 引用元:環境省

手放すことにはならないですか?

  • 繁殖で増えすぎた
  • 病気でお世話ができなくなった
  • 子どもにアレルギーがでた
  • 飼い主が亡くなった
  • 思っていたよりも大きくなってしまった
  • 近所から苦情がきた
  • 飼い主が高齢になりお世話が大変になった
  • エサ代や医療費が払えない
事情は様々ですが、上記は実際に飼いきれなくなってしまった事例です。
不足の事態が起きても最後まで飼いきれますか?自分は大丈夫と思っていませんか?

もし飼いきれなくなったからといって「捨てたり・放置した」場合、その飼い主は法律による処罰の対象となります。

ペットのために、万が一のことを考えて、日頃から家族でよく話し合い、次の飼い主を事前に探しておくことが大切です。

 

身勝手な理由による引き取りはできません

  • ペットが年老いた、病気になった
  • ペットに子供が生まれた
  • ペットが言うことをきかない・ほえて困る
  • ペットに飽きた
  • 引越しや入院でペットを手放したい
  • お金がかかる
  • ペットがいると旅行にいけない

動物愛護管理法が改正され、神奈川県動物愛護センターでは、このような理由での引き取りを拒否できるようになりました。必ず、新たな飼い主を探す努力をしてください。
 

次の飼い主を探す努力をしてください

どうしても飼えなくなった場合でも、飼い主が先に亡くなった場合でも、ペットが安全に安心して暮らせる環境を用意してあげることは飼い主の義務です。

飼い主を探すには、次のような方法があります。
  • 親戚や知り合いに相談する
  • かかりつけの動物病院に相談する
  • 自治会やスーパーの掲示板などに飼い主募集の貼り紙を貼らせてもらう
  • インターネットやSNSを利用する

しかし、新しい飼い主候補が見つかったからといって、大切なペットを安易に渡してはいけません。
必ず一度会って、その人の状況(住んでいる家や家族構成、先住動物の有無など)をよく確認してください。

飼い主候補との約束を、書面で残しておくことも重要です。

その他にも、老犬・老猫ホームなど、犬や猫が亡くなるまで世話をしてくれる民間の事業者に預ける方法もあります。
事業者によっては、預けた後も面会ができたり、近況を報告してもらえるところもあります。契約内容は様々なので、預ける前に施設等の見学をし、十分に説明を聞いて納得できる施設を選びましょう。

飼い主には、ここまで求められます。
もしこれからペットを飼おうと思っている方は、改めて、命を預かる責任の重さを考えてください。
 

ペットを飼い始めたら

社会のルールやマナーを守りましょう!
飼い主には2つの責任があります。
  1. ペットの命を預かる責任
  2. 社会に対する責任

動物が苦手な人もいることを忘れないでください。苦手な理由も様々です。
「小さいから」「ちゃんとしつけてあるから」「危害は加えないから」といわれてもそばにいるだけで不安になる人もいます

「ふん尿等の処理をしないことによるふん尿等の被害」は特に多く寄せられる相談です。
トラブルを避けるためにも、社会のルールやマナーを守りましょう。


特に、適度な運動や散歩を必要とする犬を飼っている方は、散歩時も細心の注意を払う必要があります。

身元を示すものを装着しましょう

もし迷子になってしまった場合、すぐに飼い主の身元がわかるものを装着しましょう。

犬には、鑑札・狂犬病予防注射済票、マイクロチップなど
猫には、迷子札、マイクロチップなど
その他の動物(うさぎや鳥など)には迷子札、動物に応じて耳環や足環など


(注釈)犬や猫へのマイクロチップの装着について
犬や猫へのマイクロチップ装着のすすめ~迷子、盗難、災害対策に~(神奈川県ホームページ)(外部リンク、別ウィンドウで開きます)
 
犬の飼い主さんへ
狂犬病予防法、ほか関連法令で義務付けられていることです!しっかり守りましょう。
  1. 犬を取得してから30日以内の登録申請手続き
  2. 生後91日以上の犬への年1回(原則、4~6月)、狂犬病予防注射を受けさせること
  3. 鑑札や狂犬病予防注射済票を犬に装着させること
詳しくは、以下のページをご覧ください。

むやみやたらな繁殖に気を付けましょう

犬や猫は「1頭ではかわいそう」「かわいい子どもがみたいから」と軽い気持ちで産ませてしまうと、あっという間に数が増えてしまいます。

また、増えてしまったとして、子犬や子猫のもらい手を探してもそう簡単にはみつかりません

犬や猫をむやみに増やさないためには、不妊去勢手術を行うことが必要です!
 
猫は繁殖力が強い

1頭のメス猫が→1年後には20頭以上→2年後には80頭以上というように増えていきます。
野良猫にまつわるトラブルを減らすためにも不妊去勢手術と管理を徹底しましょう!
  • 「飼う前も、飼ってからも考えよう」環境省パンフレット 引用元:環境省

「もしも」の災害に備えましょう

ペット同行避難のすすめ

災害が発生したら、まず自分の身の安全を確保して、落ち着いてから自分とペットの安全を守りましょう。

平塚市ではペットと一緒に避難所に行くことのできる同行避難が可能です。
(注記)ペットは避難所内の生活スペースには入れません。
災害時、避難所には動物アレルギーや動物による感染症に注意しなければならないなど様々な事情を持つ人が来ることが予想されます。
避難所で周りの人とトラブルにならないため、避難所へ受け入れてもらうためにも日頃からしつけや持ち物の準備をしましょう。
大切なペットと避難するための5ヶ条
  1. 事前に情報収集をしましょう:事前に避難所の位置や受け入れ体制を確認して、災害の状況によってはペットホテルなどの施設の利用を検討しましょう。
  2. 飼い主を明らかにしましょう:迷子になってしまったときのために、首輪に迷子札を付けましょう。マイクロチップの装着もお勧めです。動物の種類によっては足環、耳環を着用しましょう。犬の場合は、犬の鑑札と注射済票の装着は狂犬病予防法で義務付けられています。
  3. リードとケージは必須です避難所ではケージに入っていないペットは受け入れられません。ケージにあらかじめ入れた状態で避難しましょう。ケージやキャリーバッグに入らない大型犬は必ずリードや胴輪を装着しましょう。伸びるタイプのリードは禁止です。
  4. 備品の用意をしましょう:避難所では餌やトイレシートなどはありませんので、自分のペットに必要な備品は必ず準備し、避難所に持っていきましょう。
  5. 日頃からしつけを行いましょう:避難所でトラブルにならないように普段からケージで過ごしたり、家族以外の人や他のペットにむやみに吠えないようにしつけたりすることは日頃から取り組んでおきましょう。
ペットの災害対策について詳細は、ペットの防災対策(災害対策課)をご覧ください。
 

このページについてのお問い合わせ先

環境保全課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館5階
直通電話:0463-21-9764(環境指導担当)/0463-23-9969(環境対策担当)
ファクス番号:0463-21-9603

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