湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業
最終更新日 : 2024年3月28日
龍城ケ丘プールは、老朽化によって平成25年に廃止されて以降、利用できない状態が続いているため、プール跡地及びその東側のエリア(約24,000平米)を魅力ある公園とするために、民間事業者の資金やアイデアを活用する公募設置管理制度〔Park-PFI〕を活用し公募を行い、令和2年1月に公園を整備・管理運営する事業者及び公園のプランを決定しました。
この事業によって、市民がこれまで以上に海や自然に触れ合い楽しめるとともに、市外の方にも素晴らしい平塚の海の魅力を知ってもらい、ひらつか海岸エリアにおける賑わいの創出を期待しています。
【令和3年12月17日更新】工事着工を延期することになりました。[詳細はこちらへ]
【令和4年3月16日更新】塩と風の調査方法等が決まりました。 [詳細はこちらへ]
【令和4年6月29日更新】工事着工を再延期することになりました。[詳細はこちらへ]
【令和4年8月24日更新】見直しプランの図案等を公表しました。[詳細はこちらへ]
【令和4年9月15日更新】コミュニティミーティングを開催します。[詳細はこちらへ] ※終了しました。
【令和6年2月 2日更新】飛砂のモニタリング調査を行います。[詳細はこちらへ]
【令和6年3月28日更新】工事着工を再々延期することになりました。[詳細はこちらへ]
1 本事業の経緯
日付 | 内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
平成25年 | 8月2日 ~9月2日 |
湘南海岸公園再整備計画(案)についてパブリックコメントを実施。プール跡地東西の樹林地も含めた公園とする。意見数70件。→12月計画策定。 [パブリックコメントの意見及び湘南海岸公園再整備計画はこちらへ] |
|||
平成27年 | 9月議会 | 「道の駅構想」の方針転換。 | |||
平成28年 | 5月16日 | 「ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ」を策定。 [ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジについてはこちらへ] |
|||
8月2日 ~4日 |
港・花水・なでしこ地区を対象に、「ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ」の説明会を開催。参加者は計106人。 | ||||
平成29年 | 6月議会 | 龍城ケ丘プール跡地の整備に、Park-PFIを活用することを表明。Park-PFI制度を盛り込んだ都市公園条例の一部改正案を可決。 [都市公園条例の改正についてはこちらへ] |
|||
11月27日 ~29日 |
港・花水・なでしこ地区を対象に説明会開催、プール跡地及びその東西のエリアにPark-PFIを活用して公園を整備する旨を説明。参加者は計67人。 | ||||
11月1日~ 12月15日 |
市民を対象に意見アイデア募集を実施。意見者は35人。 [市民アイデア・意見募集の結果はこちらへ。※ページ下部7に結果概要を掲載しています。] |
||||
平成30年 | 1月18日 | 地元を中心に結成された会と意見交換会を開催。事業者からのヒアリング内容等について説明し、意見をいただいた。参加者は21人。 | |||
2月19日 | 地元の方を中心に結成された会と意見交換会を開催。整備の規模や考え方について意見交換した。参加者は20人。 | ||||
3月議会 | (公募対象公園施設設置等予定者)選定委員会の設置条例を可決。 [平塚市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会についてはこちらへ] |
||||
5月29日 | 花水地区の市民を対象に説明会を開催。参加者は約130人。 | ||||
6月議会 | 整備・管理運営事業について、平成30年度~平成51年度までの債務負担行為(12億円)を承認。※年度内の公募を見送り、失効。 | ||||
6月29日 7月13日 |
花水地区自治会連絡協議会(以下、花自連)と意見交換を実施。今後の地元への説明方法について協議。参加者は自治会長8人。 | ||||
8月17日 | 花自連と意見交換を実施。公園の整備の方向性について意見交換。参加者は自治会長8人。 | ||||
平成30年 平成31年 令和元年 |
11月9日 2月5日 5月13日 |
花自連からの要望を受けて意見交換会を開催。これまでの経緯の共有、公園のあり方やコンセプトなどについて意見交換。参加者は自治会長8人。 | |||
令和元年 | 5月24日 | 市民説明会や自治会長との意見交換等を踏まえて、指針(案)等を策定・公表し、意見を募集。意見者は246人。 [指針(案)及び意見に対する回答はこちらへ。※指針(案)は1、市民意見の結果概要及びアイデア集は2、意見に対する市の考えを4、5に掲載しています。] |
|||
6月議会 | 整備・管理運営事業について、令和元年度~令和23年度までの債務負担行為(16億円)を承認。 | ||||
6月29日 | 公募開始に向けて、市民全体及び花水地区の市民を対象に説明及び意見交換会を開催。2回実施し、参加者は計340人(市民全体137人、花水地区203人)。 | ||||
7月22日 ~24日 |
より丁寧な説明が必要と判断し、小規模の意見交換会を開催。3回実施し、参加者は計29人。 | ||||
8月22日 | これまでの意見を公募設置等指針に反映し、事業者の募集を開始。 [募集要項等はこちらへ。※公募概要は1、公募資料は2に掲載しています。] |
||||
11月18日 | 豊かな海と暮らす平塚市民の会が、「計画の見直しを求める要望書」と署名6,020 筆を提出。 | ||||
令和2年 | 1月22日 | 4グループから応募があり、選定委員会で事業者を選定。 [事業者決定の詳細はこちらへ。※事業者の決定は5、選定委員会の審査講評や会議概要は7に掲載しています。] |
|||
1月29日 | 公園の提案概要等を定例市長記者会見で公表。 [1月定例市長記者会見の詳細はこちらへ。] |
||||
2月13日 | 豊かな海と暮らす平塚市民の会が、「計画の見直しを求める要望書」と署名1,911 筆を提出。 | ||||
2月26日 | 龍城ケ丘自治会が、「海岸林を伐採する開発計画の見直しを求める要望書」と署名464筆を提出。 | ||||
3月3日 | 優先交渉権者と基本協定を締結。 | ||||
3月24日 | 豊かな海と暮らす平塚市民の会が、署名155 筆を提出。 | ||||
3月31日 ~5月31日 |
市民意見を募集し、437人から回答。 | ||||
5月18日 ~6月2日 |
「Web市民対話」を9回実施。参加者は22人。 [市民意見募集・Web市民対話の結果はこちらへ。※結果概要は5に掲載しています。] |
||||
7月14日 ~8月5日 |
ひらつか生物多様性推進協議会、平塚市障がい者団体連合会等や地元の方を中心に結成された会と意見交換を実施。合計7回開催、40人と対話。※1 | ||||
8月6日 ~8月21日 |
市民を募集して意見交換を2回行い、16人が参加。※1 | ||||
8月20日 | 桃浜町自治会が計画の見直しを要望する「決議書」を提出。 | ||||
8月23日 | OSC湘南シティでオープンワークショップを開催。アンケートを実施。参加者は66組、計127人。※1 | ||||
10月8日 | 袖ケ浜自治会が計画の見直しを要望する「請願決議書」を提出。 | ||||
10月10日 ~14日 |
市が意見交換会を開催(4回で計84人が参加)。※1 | ||||
10月28日 | 定例市長記者会見で、市長から事務方へ3つの視点から計画の詰めを指示していると公表。 [10月定例市長記者会見はこちらへ。] |
||||
11月13日 | 横浜国立大学 藤原名誉教授が「意見書」を提出。その後、市長と面会。 | ||||
11月13日 | 自治会(龍城ケ丘、袖ケ浜、桃浜町、黒部丘東部)が要望書を提出。コロナが収束するまで事業凍結を要望。 | ||||
11月13日 | 海街フェス実行委員会が、署名727筆を提出。 | ||||
令和3年 | 3月議会 | 令和3年度当初予算で設計・造成工事等の費用として約2億円を可決。 | |||
12月17日 | 塩と風の調査や既存樹木をさらに保全する検討等を行うため、実施協定締結期限を令和4年6月30日とした。 [工事着手の延期についてはこちらへ。] |
||||
令和4年 | 2月1日 | 塩と風の調査を開始。(一部は、令和4年1月から試験的に調査を開始。)調査期間は令和4年2月から5月まで。 [塩と風の調査についてはこちらへ。] |
|||
6月29日 | より一層安心安全な公園とするために施設配置を一部見直す必要があると判断し、実施協定締結期限を令和6年3月29日とした。 [工事着手の再延期についてはこちらへ。] |
||||
8月18日 | 平塚市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会で審議したところ、見直しプランで事業を継続していくことは妥当であると意見を受けたことから、市として事業継続に向けたプランとして決定した。 [見直しプランの図案等の公表についてはこちらへ。] |
||||
9月28日 ~10月6日 |
見直しプランについて御説明するとともに、御意見をいただくためのコミュニティミーティングを開催。5回開催し、参加者は20人。※1 | ||||
令和5年 | ー | 関係機関協議及び設計を進めた。 | |||
令和6年 | 2月2日 | 飛砂のモニタリング調査を開始。 [飛砂のモニタリング調査についてはこちらへ。] |
|||
3月議会 | 物価高騰等の影響を受け、令和元年度6月議会で可決された16億円(令和元年度~23年度)の債務負担行為が不足したことから、その債務負担行為に7億円(令和6年度~26年度)を追加することを上程し可決された。 | ||||
3月26日 | 物価高騰の影響等を考慮し、事業費の積算など契約に向けた調整を行っており、3か月の期間延長を要することから、新たな実施協定の締結期限を令和6年6月28日とした。 |
2 公園整備プラン
決定した公園整備プラン(提案概要)は次のとおりです。 平塚の海により多くの方が気軽に来ることができて、海を眺めたり、緑に囲まれた中で、潮風を感じながら散策や食を楽しみ、憩い安らげる場所にしていきます。
なお、次に掲載している、計画概要やイメージパース等は無断転載禁止です。
- 見直しプランの図案及び計画概要(令和4年(2022年)8月)[PDF 1.4MB]
(参考)
事業コンセプト
平面図
サンセットテラス付近からの鳥観図
※上記に掲載している、計画概要やイメージパース等は無断転載禁止です。
3 市民対話
(1)本事業の経緯とこれまでの市民対話(令和2年3月まで)
平成25年度から令和元年度に実施した対話の概要は次のとおり。
対話の回数 :合計 23回
対話した延べ人数:合計1,042人(No1のパブコメは除く)
|
(2)令和2年度以降の市民対話
市民意見募集とコミュニティミーティング「Web市民対話」(終了しました)
令和2年3月31日から5月31日まで市民意見募集を実施しました。437名から回答があり、公園概要や整備に期待のご意見等を多くいただきました。また、ネット環境を活用したコミュニティミーティング「Web市民対話」を令和2年5月18日から6月2日の期間に9回行い、22名にご参加いただきました。[市民意見募集・Web市民対話の結果はこちらへ。※ページ下部5に意見募集結果概要を掲載しています。]
Web市民対話の様子
コミュニティミーティング(終了しました)
新型コロナウイルス感染症の感染リスクを抑えた方法を講じ、少人数で対話ができる『コミュニティミーティング』を行いました。令和2年7月14日から8月5日の期間に、公園整備に関係する団体等(ひらつか生物多様性推進協議会や平塚市障がい者団体連合会等)や地元の方を中心に結成された会と意見交換を行いました。合計7回開催し、40名と対話を行いました。
令和2年8月6日から8月21日には、市民を募集して意見交換を2回行い、16名にご参加いただきました。
これらの意見交換の主な意見は次のとおりです。
- ハマヒルガオだけでなく複数の植物がある環境が大切。
- ・環境教育プログラムでは、海岸の掃除や、外来種の駆除、現地の砂浜に生きる植物、生物の観察などを行うのが良い。子供の教育の場所として欲しい。
- サインは知的で文字を大きく色使いに配慮して欲しい。
- 情報発信の場所として、この公園を起点に交流人口を増やして欲しい。
- 前面の海を遠浅にすることも考えて欲しい。
- 防災面から樹木を伐採しないで欲しい。 など
コミュニティミーティングの様子
オープンワークショップ(終了しました)
市民の皆様にどのような公園ができるか知っていただくことを目的として、オープンワークショップを開催しました。オープンワークショップでは、公園のどの施設に行きたいか、公園ができあがったら行きたいかについて、アンケートを実施しました。
概要や実施状況は次のとおりです。
- 開催日時:令和2年8月23日
- 開催場所:OSC湘南シティ
- 参加者:66組(大人82名、子供45名 合計127名)
オープンワークショップの開催状況(1) オープンワークショップの開催状況(2)
説明及び意見交換会 (終了しました)
令和2年10月に説明及び意見交換会を開催しました。実施概要は次のとおりです。
グループ形式で対話を行い、参加者の皆様から多くのご意見をいただくことができました。ご意見を参考に設計を進めます。
(1)参加者数等
参加者数 :市民全体55名 花水地区29名 合計84名
(内訳)
- 令和2年10月10日(土曜日)10時0分~11時40分 市民全体 参加者 36名
- 令和2年10月10日(土曜日)15時0分~16時40分 花水地区 参加者 18名
- 令和2年10月13日(火曜日)19時0分~20時40分 花水地区 参加者 11名
- 令和2年10月14日(水曜日)19時0分~20時40分 市民全体 参加者 19名
(2)主な意見
- 市外の人に平塚のまちを知ってもらいたい。
- 公園ができると市民全体で平塚の海が楽しめる。市民が行きやすくなる。
- 現状の樹林地は治安面、防犯面で不安。公園ができればその心配はなくなる。
- 七夕のまちの要素を入れて欲しい。平塚が七夕のまちとわかる工夫を。
- 交流人口増加のために観光バスが入れるようにして欲しい。
- マルシェでは、平塚のものを販売し、地産地消を促進していくべき。
- 駐車場は必要。漁港やビーチパークの駐車場では遠い。
- インスタ映えや写真スポット等の工夫、茅ヶ崎市に負けないシティープロモーションが必要。
- プールがあったという歴史が継承されるようにして欲しい。
- ビーチパークと点ではなく、線で結び回遊性を高めて欲しい。金目川まで園路を繋げて欲しい。
- プール跡地のみで行うのは賛成。樹林帯をなくして、駐車場を造るのは反対。
- 樹林帯を伐採した場合の津波、塩害、飛砂の影響が心配。
- コンビニの24時間営業の治安面の懸念がある。
- 8,000件の要望書や自治会からの決議書はどう考えているか。
- コロナの時期に不要不急のことを進めるべきか。 など
コミュニティミーティング (終了しました)
令和4年9月28日から10月6日の期間に、見直しプランについて御説明するとともに、御意見をいただくためのコミュニティミーティングを5回開催し、合計20名の方と対話を行いました。ご参加いただきありがとうございました。いただいた意見を参考にし、設計や関係機関協議を進めていきます。
いただいた主な意見は次のとおりです。
- 公園ができた方が魅力が高まる。BBQは外でできた方が良い。
- 塩、風、砂の調査を実施しているが、住宅地へ影響がないことをわかるように示して欲しい。
- 全体としての樹林保全率は増えているが、駐車場部分だけみると、樹林の保全率は減っている。
- 地元でも説明会を開催してほしい。
- プール跡地のみの整備やしおかぜ広場周辺を整備すればよい。 など
コミュニティミーティングの様子
4 事業地周辺の過去と現在の様子
【プール跡地周辺の上空からの写真】撮影年:昭和58年
【跡地西側】撮影年:昭和62年 【プール】撮影年:昭和57年 【跡地東側】撮影年:昭和57年
【跡地西側】撮影年:令和2年 【プール】撮影年:令和2年 【跡地東側】撮影年:令和2年
5 事業者について
グループ名:平塚 Seaside Park 共同事業体
代表企業 :積水ハウス株式会社
企業名 | 担当業務 |
---|---|
積水ハウス株式会社 | ・全体統括管理 ・公募対象公園施設設計・施工 ・指定管理 ・特定公園施設の譲渡 |
株式会社パスコ | ・特定公園施設設計 ・道路改良設計 |
株式会社石勝エクステリア | ・特定公園施設施工(造園) ・指定管理 |
株式会社木村植物園 | ・特定公園施設施工(造園) ・指定管理 |
株式会社鴻池組 | ・特定公園施設施工(土木) ・道路改良施工 |
株式会社中澤組 | ・特定公園施設施工(土木) ・道路改良施工 |
積和不動産株式会社 | ・公募対象公園施設所有・運営 |
6 その他
- 平成29年度 龍城ケ丘ゾーン公園整備事業推進支援業務に係る公募型プロポーザル
- 平成29年度 龍城ケ丘ゾーン公園整備に係るマーケットサウンディング
[マーケットサウンディングの結果概要はこちらへ]
- 平塚市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会
- 令和元年度 湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業におけるテナント等参加希望者募集
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。