産学公連携による研究開発から事業化へ~知的対流推進事業~
知的対流での産学公協力イメージ:公共の課題解決に向けた資源の供出

*2024年度から、波力発電関連分野での新産業創出促進事業は知的対流推進事業にて継続します。
知的対流推進事業とは
やかんを下から熱すると、温まった水が膨張して浮上します。これと入れ替えで、上方の冷たい水が下方へ流れます。このように、熱の移動を伴う流れを「対流」と呼びます。
この「対流」のイメージを使った街づくりの考え方に、「知的対流拠点」があります。
国土交通省国土政策局の『ローカル版「知的対流拠点」づくりマニュアル(改訂版)』では、イノベーション創出のために『自治体や地域内の事業者、住民、大学や研究機関、金融機関等の産学官金等が連携して、知恵やアイデアを出し合い、実際の活動に昇華させていく「場」』を「知的対流拠点」と呼んでいます。
この「対流」のイメージを使った街づくりの考え方に、「知的対流拠点」があります。
国土交通省国土政策局の『ローカル版「知的対流拠点」づくりマニュアル(改訂版)』では、イノベーション創出のために『自治体や地域内の事業者、住民、大学や研究機関、金融機関等の産学官金等が連携して、知恵やアイデアを出し合い、実際の活動に昇華させていく「場」』を「知的対流拠点」と呼んでいます。
平塚市では、この考え方を参考に、「課題に対して、企業や大学、NPOなど様々な分野の人たちが入り込んで議論を重ねることによって、その熱量が周りに波及したり、そこで生まれた解決策がまた別の課題解決にも使えるなど、知識や熱量が対流していく事象」を市内で増やそうと、「知的対流推進事業」を行っています。
平塚市内での研究開発や実証事業を検討されている大学や企業、企業版ふるさと納税を通じた波力発電や生物多様性などの取組みへの支援を検討されている企業は、産業振興課へお問い合わせください。
平塚市内での研究開発や実証事業を検討されている大学や企業、企業版ふるさと納税を通じた波力発電や生物多様性などの取組みへの支援を検討されている企業は、産業振興課へお問い合わせください。
波力発電の研究開発プロジェクト
第3世代波力発電
東京大学生産技術研究所林研究室と共同研究会に参加している企業では、平塚波力発電所(第2世代)の実証で得られた知見を基に、低コスト化を図る第3世代波力発電の研究開発を行っています。東京大学生産技術研究所と連携協力協定を締結した平塚市は、市内での設置を目指して行われているこの研究開発を、企業版ふるさと納税を活用し、支援しています。
新型発電機の陸上試験など、これまでの成果概要は、カーボンニュートラルを目指した波力発電関連分野での新産業創出促進事業でご紹介しています。
YouTubeのひらつかビジネスチャンネルにて、動画をご覧いただけます。
新型発電機の陸上試験など、これまでの成果概要は、カーボンニュートラルを目指した波力発電関連分野での新産業創出促進事業でご紹介しています。
YouTubeのひらつかビジネスチャンネルにて、動画をご覧いただけます。
- 波力発電の研究開発・人材育成拠点化(外部リンク)
- 平塚海洋エネルギー研究会と平塚波力発電所の記録(外部リンク)
-
波力発電の研究開発・人材育成拠点化動画のサムネイル
-
平塚海洋エネルギー研究会と平塚波力発電所の記録動画のサムネイル
-
開発中の第3世代波力発電のイメージ
企業版ふるさと納税等の寄附を募集しています
平塚市の重点戦略2 活気あふれる産業づくり
-
総合戦略の図
企業版ふるさと納税の対象は、平塚市総合戦略に位置付けた事業となります。
第3期平塚市総合戦略では、「重点戦略2活気あふれる産業づくり」の中で、「産業の持続可能性の向上と基盤産業の集積に向けた投資を促進するとともに、デジタル化や脱炭素化などの新市場への参入が期待できる技術開発や実証プロジェクトなどを誘致し、研究開発拠点化や製品化を推進します。」という基本的な方向性を定めています。
第3期平塚市総合戦略では、「重点戦略2活気あふれる産業づくり」の中で、「産業の持続可能性の向上と基盤産業の集積に向けた投資を促進するとともに、デジタル化や脱炭素化などの新市場への参入が期待できる技術開発や実証プロジェクトなどを誘致し、研究開発拠点化や製品化を推進します。」という基本的な方向性を定めています。
波力発電の研究開発プロジェクトでは、第3世代波力発電を平塚海域に設置するため、企業版ふるさと納税等の寄附を募集しています。ご関心のある方は、産業振興課までご連絡ください。
企業版ふるさと納税等の寄附実績
年度 | 寄附者 | 寄附金額 |
2021年度 | ヤフー株式会社 様 | 2,400万円 |
2022年度 | ヤフー株式会社 様 | 3,000万円 |
2023年度 | 株式会社ウイルプラスホールディングス 様 | 100万円 |
2023年度 | 匿名個人 | 50万円 |
2023年度 | ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社 様 | 100万円 |
これまで、複数年にわたり多くの寄附をいただき、波力発電、電池推進船、ブルーカーボンなどの取組みが行われています。
なぜ様々な企業等に関心を持っていただけるのか、その理由を伺いました。
平塚市の取組を支援いただいた寄附企業へのインタビュー動画をぜひご覧ください。
- LINEヤフー株式会社(外部リンク)
- 株式会社ウイルプラスホールディングス(外部リンク)
-
LINEヤフー株式会社インタビューのサムネイル
-
株式会社ウイルプラスホールディングス インタビューのサムネイル
内閣府の大臣表彰を受賞
平塚市の地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の寄付活用事業が評価され、内閣府が主催する令和5年度「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)に係る大臣表彰」(外部リンク)をこのたび、神奈川県内で初めて平塚市が受賞しました。
令和6年2月13日火曜日に行われた表彰式には、津田副市長が出席し、受賞対象となった「波力発電関連分野での新産業創出促進事業」の概要(PDF:3MB)を発表しました。
令和6年2月13日火曜日に行われた表彰式には、津田副市長が出席し、受賞対象となった「波力発電関連分野での新産業創出促進事業」の概要(PDF:3MB)を発表しました。
-
自見大臣と津田副市長の写真
-
受賞者
-
津田副市長による事例発表
東京大学生産技術研究所と連携協力協定を締結
平塚市は2024年3月25日に、東京大学生産技術研究所と連携協力協定を締結しました。
この協定は、東京大学生産技術研究所及び平塚市の密接な連携と協力のもと、海洋活用技術の研究開発を推進するとともに、新産業創出及び人材育成等に寄与することを目的とします。
2019年3月19日に締結した同所との協定は2024年3月末に終了します。
協定締結式ではこれまでの実績と今後について発表しました。
平塚市発表資料(PDF:3MB)
東京大学生産技術研究所発表資料(PDF:3.1MB)
この協定は、東京大学生産技術研究所及び平塚市の密接な連携と協力のもと、海洋活用技術の研究開発を推進するとともに、新産業創出及び人材育成等に寄与することを目的とします。
2019年3月19日に締結した同所との協定は2024年3月末に終了します。
協定締結式ではこれまでの実績と今後について発表しました。
平塚市発表資料(PDF:3MB)
東京大学生産技術研究所発表資料(PDF:3.1MB)
-
落合市長、岡部所長による協定書への署名
-
大漁旗前での記念写真
-
東京大学生産技術研究所設立70周年記念で制作した大漁旗
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。