認知症支援

最終更新日 : 2024年1月5日

認知症に関する御相談は、平塚市高齢者よろず相談センターへ!

令和5年(2023年)10月1日現在、本市の65歳以上の高齢者は73,932人、高齢化率は28.8%となっています。
今後、高齢者人口は増加を続け、令和7年(2025年)には高齢化率は29%を超えると推測されます。また、高齢者人口の増加とともに認知症高齢者も増えることが予測されます。
認知症は決して他人事ではなく、年をとれば誰でもなり得ます。

もし、あなたが認知症になったら…
もし、御家族が認知症になったら…

認知症のことが気になったら、
まずはお住いの地域の「高齢者よろず相談センター」に御相談ください。
高齢者よろず相談センターには「認知症地域支援推進員」がいます。
認知症地域支援推進員は認知症に関する相談・支援の専門家で、適切な医療や介護等のサービスが受けられるよう関係機関へのつなぎや連絡調整の支援を行います。
お気軽に御相談ください。

また、かかりつけの医療機関がある場合は、かかりつけ医にも相談しましょう。

※若年性認知症(65歳未満に発症した認知症)については神奈川県ホームページ(外部リンク)を御覧ください。
 

◆認知症疾患医療センターについて◆

 認知症疾患医療センターとは、認知症の人とその家族が、住み慣れた地域で安心して生活できるための支援のひとつとして、都道府県や政令指定都市が指定する病院に設置する機関で、認知症に関する詳しい診断、認知症に関する行動・心理症状(BPSD)や合併症への対応、専門医療相談などを行う医療機関です。
 かかりつけ医や介護・福祉施設、地方自治体などとも連携し、地域の中で認知症の人やその家族に、適切な専門医療を提供する役割を担っており、
  1. 専門医療相談
  2. 鑑別診断と治療方針の決定
  3. 行動・心理症状(BPSD)、身体合併症への対応
  4. 地域の関連機関との連携
  5. 連携協議会・研修会の開催、啓蒙活動
などを行っています。
神奈川県では次の10カ所に認知症疾患医療センターを設置しています。
  • 東海大学医学部付属病院 総合相談室
  • 久里浜医療センター 医療福祉相談室
  • 曽我病院 福祉医療相談室
  • 湘南東部総合病院 医療社会サービス部
  • 厚木佐藤病院 医療サービス課
  • メモリーケアクリニック湘南
  • メンタルホスピタルかまくら山
  • たなかクリニック
  • 藤沢病院
  • えびな脳神経クリニック

認知症疾患医療センターの詳細、神奈川県内(横浜市、川崎市、相模原市)の認知症疾患医療センターについては、神奈川県ホームページ(外部リンク)を御覧ください。

認知症関連教室や催し物の紹介

平塚市では認知症に関連した教室や講演会などを実施しています


9月21日は「世界アルツハイマーデー」です!! 

 1994年「国際アルツハイマー病協会」は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。多くの方々にアルツハイマー病等の認知症について知っていただき、世界の患者さんとそのご家族に援助と希望をもたらすことを目的に、各地で様々な取り組みを行っています。

  

平塚駅南口広場の噴水『海の賛歌』ライトアップ! 今年度は終了しました。

 平塚駅南口広場の噴水『海の賛歌』を、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップします。オレンジ色は『手助けします』という意味を持つといわれています。

 日時:令和5年9月19日(火曜日)から9月25日(月曜日)まで 
     ライトアップは日没から22時00分まで

 会場:平塚駅南口広場

  
 
  ※写真は令和元年の様子です。
 

湘南ベルマーレ公式戦における普及啓発事業 今年度は終了しました。

 世界アルツハイマーデーにちなみ、9月の湘南ベルマーレホームゲーム開催日にレモンガススタジアム平塚近く(平塚市総合公園内の大池付近)にブースを出展し、認知症に関するクイズに答えていただいた方に湘南ベルマーレとコラボしたオリジナルステッカーのプレゼント(先着700名)も予定しています。

日時:令和5年9月2日(土曜日)   16時00分から19時00分まで
   ※悪天候等により変更・中止をする場合があります。
  

会場:平塚市総合公園内 大池付近 (平塚市大原1-1)

令和元年ワークショップの様子     キングベルの写真
※写真は令和元年の様子です。
 

街頭キャンペーンを実施します。 今年度は終了しました。

平塚駅北口周辺にて、湘南ひらつか織り姫と、アルツハイマーデー普及啓発のための街頭キャンペーンを実施します。 令和5年9月21日(木曜日)15時00分から16時00分まで
 

認知症に関連する図書の紹介と展示をします。 今年度は終了しました。

 令和5年9月1日(金曜日)から9月30日(土曜日)まで、平塚市中央図書館2階貸出室の図書展示コーナーにおいて、認知症に関連する図書の紹介と展示を行います。子どもから大人まで多くの方に、認知症について知っていただける図書のブックリストも配布します。認知症の御本人や家族のお勧めの本もありますので、ぜひお越しください。
 

認知症の人とその家族や地域に役立つ本を御紹介します! 

 平塚市では、認知症について知りたいと思った時に読んでほしい本を紹介するためブックリストを作成いたしました。
 リストに掲載されている本は、一部の本を除き平塚市の図書館で所蔵していますので、貸し出しも可能です。
 介護者の視点から書かれた本や認知症の御本人の著書、子ども向けの絵本など、色々な本がありますので、気構えることなくこの機会にお手に取ってみてください。

ブックリスト最新版(PDF:1MB)

 

「みんなで知ろう!認知症」をテーマにパネルを展示します。 今年度は終了しました。

  9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせて、平塚市役所の本館1階 多目的スペースで、認知症への理解を広めるためのパネル展示を行います。知っておきたい認知症の正しい知識や地域の身近な相談窓口、認知症カフェの活動などを紹介します。認知症の方が制作した作品も展示いたします。
 市役所にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 日時:令和5年9月25日(月曜日)から9月28日(木曜日)まで 8時30分から17時00分まで
     ※最終日の9月28日(木曜日)は8時30分から15時00分まで

 会場:平塚市役所 本館1階 多目的スペース (平塚市浅間町9-1)
 

市民公開講座を開催します。今年度は終了しました。

 認知症の人が暮らしやすい地域の実現を目指し市民公開講座を開催します。
女優・モデルとしてご活躍されている秋川リサさんをお迎えし、認知症となった母親の介護を通して、学び、気付かされた家族や地域とのつながり、自分自身の老後等についてお話していただきます。

 日時:令和6年1月20日(土曜日) 14時00分~15時30分                                              

 会場:ひらしん平塚文化芸術ホール 多目的ホール(平塚市見附町16-1)
     ※公共交通機関をご利用ください。
 対象:平塚市で申込みできる方は平塚市内に在住・在勤の方です。
    平塚市外に在住・在勤の方は神奈川県平塚保健福祉事務所保健予防課(0463-32-0130)

    にお問い合わせください。
 定員:100人(先着順)
 応募方法:今年度は終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。

                                                   

「自宅で出来る!ちょい脳トレ体操」の動画をYouTubeで公開中です!

 認知症予防に向けて、誰でも気軽に行える「自宅で出来る!ちょい脳トレ体操」の「指折り体操編」「手と足を同時に動かす体操編」「色文字編」を無料動画サイトYouTubeの「平塚市介護予防チャンネル」に掲載しています。第69回湘南ひらつか織り姫が実演していますので、みなさん、織り姫と一緒にやってみましょう!
【動画へのリンクやYouTube二次元コード】

認知症サポーター養成講座

認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指して、認知症を理解して認知症の方やその家族を見守り支援する認知症サポーター養成講座を開催しています。

認知症サポーターについてはこちら


認知症サポーター養成講座開催日程(PDF:166KB)

※新型コロナウイルス感染症まん延防止のため、認知症サポーター養成講座は中止となる場合があります。
平塚市では自治会、ボランティア団体、企業、小中学校など、様々な団体の方が受講しています。

認知症予防教室

認知症に関する理解を図り、いつまでも健康でいきいきと生活していけるように認知症にならないための予防策を学ぶ認知症予防教室を開催しています。

認知症予防教室予定(PDF:167KB)

※新型コロナウイルス感染症まん延防止のため、認知症予防教室は中止となる場合があります。

知ってあんしん ひらつか認知症ガイド

認知症の状態に合わせて「いつ・どこで・どのような」医療や介護サービス、支援が受けられるのかをまとめたものです。インターネット上でもご覧いただけます。

認知症カフェ

認知症カフェの登録状況等平塚市で活動している認知症カフェに関する情報をお知らせしています。

認知症初期集中支援チーム

 認知症初期集中支援チームは、認知症の方や認知症の疑いのある方、その家族などを訪問して、認知症に関する困りごとや心配ごとの相談を受ける認知症の専門医や看護師、精神保健福祉士等で構成されるチームです。
 ●対象となる方
  平塚市在住の自宅で生活している40歳以上で、認知症が疑われる、あるいは認知症状のある方
      で、次のいずれかに該当する方
  
  ・認知症の診断を受けていない、または中断している方
  ・適切な医療サービス、介護サービスを受けていない方、または中断している方
  ・医療サービスや介護サービスは受けているが、認知症による症状が強く、どのように対応
         していよいのか困っている方
 
   ※対象者は、チーム員、高齢者よろず相談センター、市で検討し決定します。

 ●相談窓口
  お住まいの地域を担当している平塚市高齢者よろず相談センターへご相談ください。

  認知症初期集中支援事業チラシ(PDF:70KB)

認知症地域支援推進員

 認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを推進するために、平塚市と各高齢者よろず相談センターに「認知症地域支援推進員」を設置しています。
 認知症地域支援推進員は、
  • 認知症の方やその御家族の相談支援
  • 適切な医療や介護等のサービスが受けられるよう、医療機関等関係機関へのつなぎや連絡調整の支援
  • 認知症は身近なものとして、地域の方に理解していただく活動
などを行っています。

 認知症地域支援推進員チラシ(PDF:101KB)

脳とからだの体操リーダー養成講座

◎令和5年度の脳とからだの体操リーダー養成講座を開催します。(3日間コース)
 認知症予防をめざした運動プログラム「コグニサイズ」をお住まいの地域で広めていただく方を募集しています。

 脳とからだの体操リーダー募集のチラシ(PDF:456KB)


◎令和5年度の脳とからだの体操リーダー養成講座を受講し、修了された方を対象に「脳とからだの体操リーダー交流会」を開催します!(開催日時、場所は未定です)

自宅で出来る!ちょい脳トレ体操

 認知症予防にむけて、誰でも気軽に行える「自宅で出来る!ちょい脳トレ体操」のリーフレットを作成しました。手や足を複雑に動かして脳を活性化させましょう。「難しいな」と思う動きでも楽しみながらチャレンジしてみましょう。

 自宅で出来る!ちょい脳トレ体操リーフレット(PDF:1836KB)

ちょい脳トレ体操は、「平塚市介護予防チャンネル」の無料動画サイトYouTubeに掲載しています。御自宅でぜひ実践してみてください!また、コグニサイズにもチャレンジしてみましょう!
平塚市の介護予防ゴム体操も公開中です。
  1. 織り姫とやってみよう!!ちょい脳トレ・指折り体操編(外部リンク)
  2. 織り姫とやってみよう!!ちょい脳トレ・手と足を同時に動かす体操編(外部リンク)
  3. 織り姫とやってみよう!!ちょい脳トレ・色文字編(外部リンク)
YouTube URLアドレスはこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UC-ZimmsRNYroJ4vhquRA6dQ

YouTube二次元コードはこちら↓
ちょい脳トレ・YouTube二次元コード

地域包括ケア推進課YouTubeアカウント運用ポリシー(PDF 146KB)

コグニサイズとは

 「コグニサイズ」とは、からだを動かしながら頭を使うことを同時に行い、脳を活性化させる運動です。平塚市内のコグニサイズに関する情報をお知らせします。

 地域のコグニサイズ活動情報一覧(PDF: 243KB)

 また、神奈川県のコグニサイズに関する取組については下記を御覧ください。

タブレットを利用した簡易認知機能検査

 お住まいの地区の高齢者よろず相談センター(地域包括支援センター)で、タッチパネル式のタブレット端末を利用した簡易な認知機能検査を受けることができます。結果もその場で確認することができます。
 検査は『物忘れ相談プログラム』と『TDASプログラム』の2種類があります。
 『物忘れ相談プログラム』は質問項目も少なく、約5分程度の短時間・低ストレスで検査ができます。『物忘れ相談プログラム』の検査結果によっては、もう少し詳しく検査をする『TDASプログラム』を受けていただくこともできます。
 『TDASプログラム』は医療機関においても利用されている、信頼性の高いプログラムです。こちらは質問項目が少し増え、所要時間は20分前後です。
 認知症は、早期に発見して早期に適切に対応することが重要と言われています。「まだまだ認知症の心配はないし、関係ない。」と思っている方も、気軽に検査できますので、ぜひ受けてみてください。
 事前に予約が必要となりますので、まずはお住いの地区の高齢者よろず相談センターに御連絡ください。検査に費用はかかりません。

※写真はイメージです。

認知症の方の声を集めてみました。

【認知症になって困ったこと】
  • 家の中でよく眼鏡を探す。
  • 服を着る際に逆に着たり、裏返しに着たりする。
  • 食べ物をいつ買ったか忘れ、賞味期限が切れていることがよくある。
  • レンジで温めたことを忘れ、食べ物がレンジの中に入りっぱなしになっている。

【手助けしてもらえるとうれしいこと】
  • 困っていることだけをサポートしてほしい。
  • スーパーのレジでヘルプカードを見せたら、支払いを手伝ってほしい。
  • 質問するときは、選択できるように質問してほしい。

【認知症でもやりたいこと】
  • 一人暮らしだが、これからも自分の家で暮らしたい。
  • スポーツが好きなので、これからもスポーツを続けたい。
  • 新しく始めたこと(ゴルフや写真など)を趣味にしていきたい。
みなさんの声を聞かせてください。つどいの場に行ってみませんか?

国や県でも認知症ご本人からのメッセージを紹介しています。


★認知症ご本人からのメッセージ
  • 認知症だと何もできないのではなく、一人の人間として社会参加、社会貢献していることを広めたい。
  • 友達作りは大切。動けるうちは体を動かしいろいろな方とおしゃべりしたい。
(かながわオレンジ大使より)

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このページについてのお問い合わせ先

高齢福祉課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館1階
直通電話:0463-21-9622(高齢福祉担当) /0463-21-9621(高齢者相談支援担当)
ファクス番号:0463-21-9742

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