自動運転バス実証実験
最終更新日 : 2024年2月7日
平塚市の地域公共交通の確保・維持のため、令和5年度から取り組みを進めている自動運転バスの実証実験についてご紹介いたします。
平塚駅南口エリアで自動運転バス実証実験を行います
平塚市では平塚駅南口エリアにおいて、神奈川中央交通株式会社とともに既存バス路線(平15系統)と同様の走行ルートで、路線バス自動運転実証実験を実施いたします。
この実証実験は、持続可能な公共交通の実現のため、既存路線バスへの自動運転車両の導入により、ドライバー不足解消の一助となり、本市の市民生活に欠かせないバス路線を確保・維持していくことを目的としています。
通常の路線バス同様に運転士が同乗し、安全を担保したうえで実証実験に取り組みます。
1月19日(金曜日)まで車両調整のためテスト走行等を行いました。
この実証実験は、持続可能な公共交通の実現のため、既存路線バスへの自動運転車両の導入により、ドライバー不足解消の一助となり、本市の市民生活に欠かせないバス路線を確保・維持していくことを目的としています。
通常の路線バス同様に運転士が同乗し、安全を担保したうえで実証実験に取り組みます。
実証実験の概要
実証実験期間(令和5年度は終了しました)
令和6年1月22日(月曜日)~2月2日(金曜日)の平日1月19日(金曜日)まで車両調整のためテスト走行等を行いました。
運行概要
- 運行区間 : 平15系統(平塚駅南口~すみれ平~平塚駅南口)と同じ。(道路交通法に基づく手続きの上、松風公園入口を除く平15系統の全バス停に停車します。なお、一般の方はご乗車できません。)
- 走行距離 : 約4.3km
(走行ルート図)
- 運転本数 : 1日6便程度 (午前11時~午後4時30分)
- 自動運転レベル : レベル2 (自動運転バスの操作を習得した運転士が乗務し、常時ハンドル・ブレーキ操作可能 な態勢を取り、状況に応じて手動運転に切り替えて走行します。なお、JR平塚駅南口駅前広場内は、手動運転します。)
- 車両 : いすゞ自動車株式会社製大型バス「エルガ」(自動運転仕様)
- LiDAR(ライダー)等を用いて障害物の検知や自車位置の推定を行い、高精度3次元地図を使用した自動運転を行います。本実証実験による取得データは、本実証実験の目的の範囲内のみで活用し、取得したデータや映像から個人を特定することはありません。
- LiDAR(ライダー):「Light Detection And Ranging」の略で、レーザー光を照射し、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測します。
その他
- 警察・関係行政機関による指導のもと、安全運行に努めます。
- 車両の入出庫等のため、運転士が手動運転で、神奈川中央交通株式会社本社(平塚市八重咲町6-18)や神奈川中央交通西株式会社 平塚営業所(平塚市田村4-5-4) 、その他車両メンテナンス場所等へ回送をしますが、その際には、自動運転機能を使用しません。
- 円滑な運行の妨げになりますので、運行区間上の路上駐車はご遠慮ください。
- 本実証実験は、令和5年4月7日に平塚市が神奈川中央交通株式会社、三菱商事株式会社、アイサンテクノロジー株式会社、A-Drive株式会社と締結した「自動運転移動サービスを中心とした地域公共交通のDX推進に係る連携協定」に基づきます。令和6年1月19日に、いすゞ自動車株式会社が本連携協定に加わりました。
関連するお知らせ
- 令和6年1月22日:神奈川県平塚市内の自動運転移動サービスを中心とした 地域公共交通の DX 推進に係る連携協定に、新たにいすゞ自動車が参画 - 神奈川中央交通(株)(PDFファイル:4KB)(外部リンク。新しいウインドウで開きます)
- 令和6年1月12日:平塚駅南口エリアで自動運転バス実証実験を開始~1月19日(金曜日)に実証実験開始式と連携協定締結式を実施~
- 令和5年9月15日:自動運転実証調査事業に採択~平塚駅南口エリアで自動運転バス実証実験~
- 令和5年4月7日:神奈川県平塚市内の自動運転移動サービスを中心とした地域公共交通の DX 推進に係る連携協定締結のお知らせ - 神奈川中央交通(株)(PDFファイル:4KB)(外部ファイル。新しいウインドウで開きます)
- 令和5年4月3日:地域公共交通のDX推進に向けて、神奈川中央交通株式会社ほか3社と連携協定を締結
実証実験の様子
平塚駅南口で出発を待つ自動運転バス
高浜公園前交差点を右折する自動運転バス
湘南海岸公園バス停に停車する自動運転バス