【企画展】生誕100年 中村正義―その熱と渦―

4月12日(土曜日) ~5月18日(日曜日)
中村正義(1924-1977)は、戦後の日本画壇において特異な存在として多彩で精力的な活動を展開しました。本展では正義の代表作を中心に構成するほか、関連作家の作品もあわせて紹介し、映画や舞台芸術、住宅デザインや写楽研究などの多彩な活動にも焦点をあて、およそ120点の作品で画業を辿り、あらためて正義の実像に迫ります。
【特集展】よみがえる絵画 修復された川村清雄、藤田嗣治、鳥海青児…

4月12日(土曜日) ~9月7日(日曜日)
前期:4月12日(土曜日)~6月15日(日曜日)
後期:6月21日(土曜日)~9月7日(日曜日)
美術館には、美術作品の劣化を防ぎ、できるだけ良い状態で保管していくという重要な役割があります。本展では当館の所蔵作品の中から、修復をしたさまざまな絵画作品を修復過程の分かる資料とともに紹介し、美術館の裏側ともいえる保存管理・修復の役割について紹介します。また出品作品は同じですが、会期を前期と後期に分け、後期は親子で楽しむことができるスペースやイベントを開催します。
【企画展】原良介 サギ子とフナ子 光のそばで

6月14日(土曜日) ~9月15日(月曜日・祝)
原良介は1975年平塚市生まれ。油絵具による一層のみの筆致で対象を的確に捉えた、明るい色の光あふれる風景を特徴としています。本展では、一貫して追求している光の表現を中心に、近年レジデンスやアートプロジェクトでの制作も精力的に行い、多彩な広がりを見せている原良介の現在地点までを紹介します。平塚の子どもたちを対象に身近な自然との接点を表現するワークショップを行います。
【企画展】没後35周年 北澤映月展

10月11日(土曜日) ~11月30日(日曜日)
北澤映月(京都生、1907-1990)は再興院展で活躍した日本画家です。本展では、近年、当館が受贈、受託された北澤映月の院展出品作をはじめとする日本画、大下図、写生、大下図や印章、書簡や写真などを交え、初期から晩年までの映月の画業を振り返ります。
【特集展】新収蔵品展 国立劇場の名品

10月11日(土曜日) ~2026年2月15日(日曜日)
1966年の開場以来、国立劇場の場内を彩ってきた作品群は、日展・院展・創画会など各美術団体の画家たちの展覧会出品作と国立劇場のために描かれた力作ばかりです。本展では国立劇場のリニューアル工事のための閉場に伴い、当館で受託した作品を展示します。戦後にいっそう豊かな展開をみせた日本画を中心に、さまざまな演目や役者を主題とした作品を物語世界とあわせてご紹介します。